2年生 バリアフリー教育を行いました

2年生 バリアフリー教育を行いました

12月2日(木)に日本盲導犬協会が主催する「オンライン版 盲導犬小中学校キャラバン」に参加しました。
目の見えない方見えにくい方について、盲導犬についてお話や、実際に盲導犬と一緒に生活されている方(盲導犬ユーザー)のお話を聞かせていきだきました。目の見えにくい方がどのような視界で生活をされているのかを、実際に映像で見て、知ることができました。
また、盲導犬の訓練の様子や遊んでいる様子、人と歩いている様子を、画面を通して見せてもらい、貴重な体験ができました。盲導犬は案内をしてくれているように思いがちですが、目的地に連れて行ってくれるわけではなく、目的地までの曲がり角や段差、障害物などを教えてくれるのです。信号の段差を教えてくれているだけで、色までは教えてくれません。盲導犬ユーザーの方が、「信号の前に目の不自由な方がいたら、友だちとの会話でいいから、“青に変わったね”などと、少し大きな声でお話してくれると、とても助かります。」とおっしゃっていました。
間接的にでもお手伝いできることがあると知り、驚きました。子どもたちも、「それならできそう!」と早速実行しようと意気込んでいました。

盲導犬キャラバン

講話を通して学んだことを活かし、学校でアイマスク・白杖体験をしました。教室から廊下に出て、多目的ホールのマリア様にお花をお捧げしました。段差や曲がり角、人とのすれ違い、お花をお捧げすることなど、難関箇所が複数ありました。「こっち」「そこそこ」「ぶつかる!」という言葉では伝わらないことを実感し、「前後左右」などの位置がわかる言葉もつけて、アイマスクをして白杖を持っている友だちの手助けを頑張りました。

経験者からのお話や、自分の体験を通して、街中で困っている方がいた時に、自分ができることを考え、実行できる星美の子になってほしいと思います。