6年生宗教 山口神父様のスペシャル授業
- 2021.10.16
- 活動報告
6年生の宗教の時間、学期に一度、横浜教区に所属しておられる山口道孝神父様からお話をいただいています。10月15日(金)、第2回目の授業「ミャンマーの状況とSDGs」が行われました。
クーデターが勃発する寸前もミャンマーに足を運んでいて、たくさんの友人がいるという神父様。ニュースやネットでは伝えられない現実の“裏話”を織り込みながら、クーデター前の平和で自然の富に恵まれたミャンマーの文化や人々の生活、また、少数民族の問題についての歴史的視点からの解説、そして、今、何が起こっているのかを、写真を提示しながら、分かりやすく興味を持たせながら話してくださいました。6年生も、事前にミャンマーについて調べ学習をし、SDGsの17のゴールをまとめていたので、積極的に参加していました。
山口神父様は、コロナによるパンデミックが広がる前の数十年間、世界各地を歩き、貧困と不正義、環境破壊と内戦の中、苦しい生活を強いられている人々と直接出会い、よりよい未来を築き、全ての人が命をより豊かに生きることができるように働いておられる神父様です。めったに聞くことができない貴重なお話を聞くことができる子どもたちは幸せです。
心の柔軟な小学生のうちに、自分の周りの“世界”に、特に、弱い立場に置かれている人々に目と心を向けて、すべての人いのちが大切にされる未来を築く地球市民として成長していくよう心から願っています。
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